石森さんの955
ターボS 500HP 水質環境 & 耐久性改善計画
空飛ぶ勢いの 997
GT-3 MK-2カスタム中の石森さん
小型戦闘機に小さな翼が与えられたのなら?
と同時にカイエンの整備メンテナンスも怠りません。
冷却水クーラントのアクシデントが発生。
つまりは水回りの適量不足による不意の警告灯
ワーニングランプが走行中急に点灯でした。
加入保険のロードサービスでレッカー積載車で、
AFF-1横浜まで丁寧に運ばれて参りました!
クルマを壊さない心掛けと運命の別れ道!
肝心なのは意識の問題かも知れませんが、
多分 無理すればこのまま継続で、
走れるかも知れない?とか、
根性でこの突発的なアクシデントを、
奇跡的に乗り切ってやろうなんて決して考えない事です。
無理に中距離運転〜長距離運転の自走で勝負!
なんてイチかパチかの危険な賭けに出ない事なのです。
カイエンの初期型955は癖が御座いまして、
脆いプラパイプジョイントから頑丈なる耐久性に優れた
金属性対策後アルミパイプに交換させた直後の
水圧加熱ストレスの移動が原因で、
プラ部分で構成された
ミツマタジョイントプラが劣化します!
ということで運悪くも走行中に
ここが破裂する可能性が異常に高く、
もしも破裂しようものなら、
補充は一切効かずにその時は水が勢い良く
全量に近い水量が短時間で流れ出る危険な場所なのです。
この脆く素材が劣化しパンクしたミツマタホース
ジョイント部から流れ出れば、
数分単位でクーラントは路上に抜け落ちてしまうのです。
まあ 高熱で負荷が掛かる
という局部疲労の流れですから、
停車中に運良くゆっくりポタポタとパンクというより、
勢い良く走らせている高速走行中なんかに多いのです。
突然に漏れるのがアクシデントの95%以上ですから、
やはりそれ以外ではあまり考えられません!
つまりは一番危険な時に危険な場所で壊れる宿命なのです!
運の悪いバッドタイミングと、
アクシデントが起きる場所によっては、
予期せぬ大きな事故が間接的に発生したりとか!
もしくは深夜の高速道路上とかで次に停車出来る、
サービスエリアまでが結構長い場所だったりとか、
速度が出ていないような
ノロノロ雪道渋滞中でのアイドリング中なんかで、
このミツマタホースの局部的な
パンク発生したら?遅かれ早かれアウトなのです!
それまでエンジンがどんなに調子が良くても、
無理して走らせ続ければ過剰加熱にヘッド変形や、
水不足で起きるオーバーヒートでシリンダーや、
ピストンを不意に壊してしまう危険性が御座います!
こうなると新品エンジン載せ替えは無理だとしても
中古エンジン載せ替えコースでも、
とんでもない高額出費の修理コースとなります!
今までに3人くらいの
955カイエンオーナーのエンジンが、
たった小さな水廻りの漏れを放置した結果、
これが原因で残念ながら、
エンジン修理再使用は出来ずにお釈迦になりました。
そのうちの2台は数週間後に直す予定だった!
とオーナーの後からの回想録!でした。
トラブルやアクシデントは忘れた頃に不意に訪れます。
水質環境 & 耐久性改善計画のご提案。
石森さんは迷わずサムコ社製
AFF オリジナル永久保証
ミツマタジョイント
ホースKITのパーツ交換作業に挑みました。
そして選ばれた色は赤でした!
お預かりさせていただき、
細かく分解して確認したところ、
プラスチック素材が老朽化で、
ボロボロで内部が弱くなっており、
接合部2箇所から水が漏れておりました。
しかもジョイント内部で既に、
パイプ素材本体が割れておりました!
この状態で無理して走らせていたら、
時間の流れで道中は非常に危なかったと思われます!
石森さんの的確なる早めの判断で、
無事エンジンに変なダメージを与える事なく
弊社まで積載車で運び込まれました!
遅かれ早かれ壊れる場所が解っているのでしたら、
無理させて限界まで乗るのでは無く、
事前安心メンテの意味も含めて1日でも早く、
交換された方が安心なのは説明するまでも御座いません!
いつ壊れるのか?
ヒヤヒヤ乗っている955カイエンは、
精神衛生上も当たり前ですが良くありません!
Toshifumi Kako
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