955 Sport classic heritage500 HPスポクラコンプリートの存在感。

955　Sport　classic heritage500 HPスポクラコンプリートの存在感。　



500馬力の右ハンドルA1ソリッドブラック

カイエンターボハイパフォーマンスエディションです。

ソリグロと呼ばれるメタリックを使用しないシンプルなブラックボディーです。

バサルトブラックメタリックと非常にトーンも影の映り方も近い雰囲気ではありますが、

この同じような2台を並べてじっくりと比べると微妙に奥行き感が違います。

2台の500馬力カイエンターボである意味同じような濃いボディーカラーで御座います。

この500馬力は右ハンドルでインテリアはスポーツシートのブラック内装です。

もう1台の500馬力は左ハンドルのスポーツシートのサンドベージュインテリア内装です。

最近、トータルバランスで走りの追求を考えてか20インチのテクノホイールを装着させて、

輸入タイヤでお馴染みのネクセンの２サイズ上の大きさを955に履かせるのが主流なのです。

500馬力と450馬力の違いは精神的な満足感でしょうか？

走りにおいてはそれほど大きく劇的な変化は感じられません。

カイエンターボの450馬力の味付けが絶妙なのか、

もしくは速度無制限領域のアウトバーンならイザ知らず日本の高速道路において、

オーバークオリティーなのかは定かでは御座いませんが、

これだけの500ホースパワーをキチンと満喫させられるような、

超絶モンスタースペックを本領発揮出来るような道には残念ながら恵まれません。

宝の持ち腐れカイエンターボ500馬力だからこそ逆に奥ゆかしくて魅力的なんだと思います。

世界でも類を見ないくらいの完成度の高いポルシェワゴンが、

最近では本当に信じられないくらいに非常にリーズナブルな、

コストパフォーマンス領域で極上車を含めて入手出来るようになりました。

10年前では考えられなかったターボの複数台所有なんていう現象も珍しくなく、

1号車2号車3号車なんて同時に複数台にて、

カイエンターボを所有されている方も多くおられます。

年に1度の重量税やら税金問題も含めて維持費を何とかしたいものです。

理想的には4ナンバーが無理ですから1ナンバー登録貨物になんか、

書類を改変させて登録切り替えなんか出来ないかな？と真剣に思います。

TOYOTAのランクル80では貨物とワゴンの2種類が新車時から選択可能でした。

ポルシェだから格安税率は贅沢で不謹慎だと思われがちで御座いますが、

輸入車だからとかイメージ先行で先入観に駆られ、メーカー差別はイケマセン！

最初から5人乗車が可能なカイエンですが複数台所有であれば、

別維持バージョンにて3人乗車専用の貨物登録なんてのも良いですね！

来年やら10％消費税時代に向けて軽自動車でも増税の時代なのですから、

永く乗りたいクルマなら尚更自分たちで工夫しないと国に取られっ放しなので御座います。

長い目でみる節税と脱税は同じような響きでも大きくその意味は違います！

加古　俊文