Porsche Cayenne 955 specially designed AFF design 22

Porsche Cayenne 955 specially designed AFF design 22

2018年3月24日土曜日

甲斐総店長の愛車 ホワイトカイエン 955   450HP   エンジンヘッドのガスケットパッキン左右 プラグ8本 ペンシルコイル8本 O2センサー1番側の配線交換作業です。  2018 03 24











955     白い Cayenne Turbo    450HP   


通称 甲斐円 白ターボ  定番修理です。 


こちらも同じく、エンジンヘッド
タペットカーバー左右のガスケット交換と、
お約束の対策後 黒いペンシルコイル 8本の交換。  
ポルシェ純正スパークプラグ 8本の交換作業でした。

エンジンチェックランプ点灯でアイドリング不安定の原因は、
O2センサー右1番側ドイツ本国バックオーダーで入荷待ち状態です。
エンジンマウントの内部もクラックでヒビだらけで御座います。


955シリーズこの時期 
お約束の故障箇所で御座います!


955カイエンの
エンジンヘッドカムカバーケースからのオイル漏れと、
シリンダーヘッドのジョイント接合部の隙間から
エンジンオイルがジワジワと滲みむ現象!

DOHC  V型8気筒
ツインターボエンジン搭載のスペシャルな心臓部。
Cayenne Turbo 450HP V型8気筒エンジン修理です。

 
片バンク4気筒のシリンダーと、
もう片バンク4気筒のシリンダーが
2個並んだ構造なのです。


ツインターボ構造ですから、
4気筒ごとに過給器が装着されている事になります。
このカイエン955シリーズの高性能エンジン、 
実はエンジンヘッドのタペットカバー素材は、
強化軽量素材の特殊プラスティック製素材なのでございます。


下側のシリンダー素材は
もちろんアルミニューム製なのですが、
素材違いのその接合部隙間に
ゴムシール系のやや弾力性のある、
ガスケットパッキンが、
それぞれ組み込まれて御座います。


そしてエンジンヘッドの
タペットカバーの中央には、
4連結のプラグホールのゴムシール系
ガスケットが隙間塞ぎに使用されています。

これらが劣化して来ると
外周のガスケットの隙間から
下方向へとオイルが漏れて来ます!

するとマフラー部にオイルが垂れて
垂れた液体が移動しエンジンルーム内では、
ヒリヒリと目が痛く つ〜んとした
エンジンオイルが焦げたような臭いと、
嫌な煙が発生します。

これらが気体となって室内に侵入すると、
まるでVXサリンガスのような有害で変な臭いを、
運転席側へと送り込んで来る場合も御座います。
走らせている時は大丈夫ですが、
信号ストップで停車させると匂いが充満して来ます!


エンジンヘッドのタペットカバーの、
4連結中央のガスケットも同時に劣化してくると、
プラグホールへとエンジンオイルが流れ出し、
ペンシルコイルを含め
プラグ周りがオイルでベタベタになります。


パッキンやガスケット交換は、
簡単そうなのですが実は
それなりに難しいコツが必要なのです。


エンジンヘッドのタペットカバーが、
金属製ではなくプラスティック製が故、
各部ボルトの締め付けトルクも、
非常に厳しく微妙に難しい修理箇所でも御座います。

当たり前ですが締め付けトルクは、
キツ過ぎても、また緩すぎてもイケません!
プラスティック製素材の、
エンジンヘッドのタペットカバーは、
締め付けトルクがキツ過ぎると局部破壊で最悪の場合、
ケース締め付け部にクラックが入る可能性も御座います!

また中途半端な規程以下の、
曖昧な締め付けトルクは、
修理後、短い期間で、
また同じくオイル漏れの原因ともなります。



作業内容と流れ



今回の作業で、
症状を確認させて頂いたところ、

ペンシルコイル 全部割れてます。 終了。

ポルシェ純正の黒いペンシルコイル  ボロボロです!
本体ケースが全部老朽化で途中から割れておりました!
プラスティック製素材で熱に対する耐久性が脆く寿命が早いです!
ペンシルコイル本体も結構な勢いで老朽具合が進み放電し放題。
ケース縦方向にクラック混入で割れておりました。

プラグ とっくの昔に交換時期越えです。

スパークプラグも電極が溶けて歯抜け状態。
プラグの電極中心軸が溶けて無くなっておりました!
これでは正確なスパークも難しく、
当然ですが8本全部新品に入れ替えです。


エンジンアイドリング時にブルブルと回転が不安定。

単純に O2センサーの ご臨終です。
1番側のポルシェ純正の配線&センサーを本国オーダーで取り寄せ!
テスターでピンポイントでエラー箇所が判明ですが、
パーツが非常に時間の掛かる面倒なO2センサーコードで御座います!



Toshifumi  Kako  




































































































































































































































































































































































































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