Porsche Cayenne 955 specially designed AFF design 22

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2018年3月13日火曜日

宍戸さん 955 Cayenne Turbo S 521HP エンジンヘッドのガスケット交換と水廻り三つ又ホースの交換作業です!  2018 03 13




宍戸さん 955     Cayenne Turbo S 521HP   

エンジンヘッドのガスケット交換と、
水廻り奥の三つ又ジョイントホースの交換作業です! 

ご用命事項は 水と油  漏れ修理

955カイエンの
エンジンヘッドカムカバーケースからのオイル漏れと、
シリンダーヘッドのジョイント接合部の隙間から
エンジンオイルが滲みむ現象!
DOHC  V型8気筒
ツインターボエンジン搭載のスペシャルな心臓部。

 Cayenne Turbo S V型8気筒エンジン修理です。
 
片バンク4気筒のシリンダーと、
もう片バンク4気筒のシリンダーが
2個並んだ構造なのです。

ツインターボ構造ですから、
4気筒ごとに過給器が装着されている事になります。

このカイエン955シリーズの高性能エンジン、 
実はエンジンヘッドのタペットカバー素材は、
強化軽量素材の特殊プラスティック製素材なのでございます。

下側のシリンダー素材はもちろんアルミニューム製なのですが、
素材違いのその接合部隙間にゴムシール系のやや弾力性のある、
ガスケットパッキンがそれぞれ組み込まれて御座います。

そしてエンジンヘッドのタペットカバーの中央には、
4連結のプラグホールのゴムシール系ガスケットが隙間塞ぎに使用されています。
これらが劣化して来ると外周のガスケットの隙間から下方向へとオイルが漏れ、
するとマフラー部にオイルが垂れて移動しエンジンルーム内では、
エンジンオイル焦げた臭いと嫌な煙が発生します。
これらが室内に侵入すると変な臭いを送り込んで来る場合も御座います。

エンジンヘッドのタペットカバーの、
4連結中央のガスケットも同時に劣化してくると、
プラグホールへとエンジンオイルが流れ出し、
ペンシルコイルを含めプラグ周りがオイルでベタベタになります。

パッキンやガスケット交換は、
簡単そうなのですが実はそれなりに難しいコツが必要なのです。

エンジンヘッドのタペットカバーが、
金属製ではなくプラスティック製が故、
各部ボルトの締め付けトルクも、
非常に厳しく微妙に難しい修理箇所でも御座います。
当たり前ですが締め付けトルクは、
キツ過ぎても、また緩すぎてもイケません!

プラスティック製素材のエンジンヘッドのタペットカバーは、
締め付けトルクがキツ過ぎると局部破壊で最悪の場合、
ケース締め付け部にクラックが入る可能性も御座います!
また中途半端な規程以下の曖昧な締め付けトルクは、
修理後、短い期間でまた同じくオイル漏れの原因ともなります。


作業内容と流れ


今回の作業で確認させて頂いたところ、
ポルシェ純正の黒い
プラスティック製素材で組み込まれている、
三つ叉ジョイントは残念ながら90度の隙間部分から、
冷却水クーラント液が既に滲み出ており、
本体も老朽具合が進み
内部でクラック混入で割れておりました。

このまま放置して高速走行に挑んでいたら、
遅かれ早かれ大変なアクシデントに
繋がっていたのかも知れません!



それから左側バンクの裏側の配線が、
以前の他の違う修理屋さんによる周辺修理時に、
作業時の痕跡か?引き剥がし時に引きちぎられており、
修理方法も局部で配線だけがされておりましたが、

途中の断線も含めて綺麗に接合されておりませんた。
引っ張って千切れたコード類や配線は面倒ですが、
エンジン熱の影響を受けない場所から
再度バイパスさせ、全部を新しい配線へと
入れ替えて修繕作業でした。

その他の漏れていた箇所もガスケットを入れ替え、
同時に念の為に液体パッキンを使用して完全修復作業です。

奥の三つ叉ジョイントホースKITは現在、 
ポルシェ純正パーツで補修パーツとして用意されているのは、
熱対策に対して改良されておられない、
黒いプラ素材しか御座いません!

新しくこの部品を新品で取り寄せて局部的に入れ替えても、
本当の意味で考えると耐久性に問題があり完璧では御座いません!
AFFでは独自に改良対策パーツを考え永久保証パーツを開発しました。
製作はイギリスに本拠地を置くサムコ社にて製作です。
SUS  304  ステンレススティールのジョイント部の三つ叉も、
耐久性を徹底的に考えて製作致しました。

ご存知かとは思われますが、
他店では入手できないパーツなので御座います!




2018   03   14    


この日は白いカイエンターボ955、  
同時に2台のエンジンヘッドの
ガスケットパッキン交換作業で御座います!


Toshifumi  Kako  










































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































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