Porsche Cayenne 955 specially designed AFF design 22

Porsche Cayenne 955 specially designed AFF design 22

2016年4月20日水曜日

955カイエンターボ エンジンオイル交換は想像以上に重大な役割なのです!



エンジンオイルの交換時期は、
クルマの種類や使用状況によって異なりますので、
車両の取扱い説明書等で確認しましょう。
一般的には通常の使用で、
1万5,000km
または1年毎が一般的にいわれていますが、
エンジンや車種などによって大きく異なりますので、
同じく取扱い説明書で確認しておきましょう。

また、この距離・期間以内であっても
汚れや減りが激しい場合には交換する必要がありますが、
極端な場合にはエンジンオイルの漏れも疑われますので、
整備工場やディーラーで点検してもらう必要があります。

特に、軽自動車やターボ/スーパーチャージャーなど
過給器付きのエンジンでは、高回転、
高負荷になりやすいことからオイルの管理はより大切です。

そもそも、なぜエンジンオイルの交換が必要かというと、
主たる目的に「エンジンの潤滑」がありますが、
オイルが各部を潤滑していくと金属間の摩擦などで
高分子がせん断され潤滑性能が低下します。
また、エンジン内部で燃料が燃えたときに
発生する煤や、金属摩耗粉、また水分の混入などにより、
オイル自体の性能が徐々に劣化するためです。

そういった意味ではディーゼルエンジン内部の
環境はガソリンエンジンよりも厳しく、
燃料に含まれる硫黄成分などからオイルも
汚れやすい傾向にあります。ガソリンエンジンよりも
マメな点検と早い時期での交換が必要です。

また、極少量ではありますが、
走行しているうちに徐々に消費されてしまうため
量も減っていきます。こうした状況を把握するために
日常点検時は重要であり、定期的にエンジンオイルの
汚れや量を確認し、必要であれば補充や
交換を行うようにしましょう。

エンジンオイル交換時は、
同時にオイルフィルターを交換することも必要です。
エンジンオイルに混入した不純物を取り除く役目を持つ
フィルターは、長期間使っているとオイル内の
不純物を除去できなくなり、
オイルの性能低下が早まるだけでなく、
フィルター自体が詰まってしまいます。
こちらの交換の目安はオイル交換1回ごとに
1回というのが基本です。


高性能ガソリンターボ車は
通常5,000km毎の交換が理想です。
または6ヵ月 シビアコンディションで
約2,500km毎の交換が理想です。
または3ヵ月に1度の定期交換が必要です。
距離を稼ぎ時間を伸ばして一生懸命に節約させても、
肝心な高性能エンジン本体や過給器タービンに、
間接的なダメージを与えてもそれこそ意味が御座いません。


エンジンオイルが果たす役割のうち、
もっとも知られているのが潤滑作用です。
エンジンは多くの金属部品から構成されています。
それらが組み合わされ、それぞれが回転運動や
往復運動を絶えず繰り返すことで、
クルマを動かす力を発生させています。

しかし、金属同士が直接触れてしまっているのでは、
摩擦によってスムーズな動きができません。
そこで、摩擦を軽減する役目を担っているのが
エンジンオイルなのです。オイルを介することで、
エンジンは滑らかな動きを実現しています。

また、これ以外にもエンジンオイルは
さまざまな役目を持っています。
ピストンリングとシリンダーの間の気密を保ち、
爆発や圧縮ガスの吹き抜けを防ぐ密閉作用。
エンジンから発生した熱を吸収することで、
必要以上の加熱を防ぎ、その熱を放散する冷却作用。
エンジン内部に発生するスラッジや煤などを取り払い、
包み込む洗浄作用。金属の表面に膜を作り、
水分等が直接触れないようにしてサビの発生を防ぐ防錆作用。
劣化して酸性化したオイルを中和し、
腐食を防ぐ作用などです。
このようにエンジンオイルは見えないところで、
重要な役割を担っているのです。


エンジンオイルの役割は重大なのです!









































0 件のコメント:

コメントを投稿